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よく、プロジェクト・マネージメントとは、カクカクシカジカで、プロジェクトリーダとはこんなもの、とさも当然の様に語る人がいますが、そんなものは決まっていません。

例えば、プロジェクトマネージャーとプロジェクトリーダーでは何が違うの？という質問も受けますが、これは各社や各案件ごとのローカルルールで決まっており、明確な規定などはありません。

プロジェクトの規模に応じて変わる役割

プロジェクト・マネージャーの役割もプロジェクトの規模に応じて変わります。数人からのプロジェクトもあれば、100名を超えるものもあります。

小規模な場合は、メンバーも予算も少ないため、チームリーダー的な位置づけで仕事を進めることができます。

100人を超えるようなプロジェクトになりますと、10人単位程度で役割に応じてチームができます。このチーム単位でチームリーダーが取りまとめを行うことで、プロジェクトを進めていきます。このチームリーダーをプロジェクト・リーダーと呼ぶこともあります。

このように役割の名称は各プロジェクト毎に違いますので、名称自体をあまり気にする必要はありません。

プロジェクト・マネージャーとプロジェクト・リーダー

プロジェクト・リーダーとは、プロジェクト・マネージャーの下で補佐をする人、というのが一般的な考え方になっています。上記のようにチームリーダー的な位置づけですね。また、副プロジェクト・マネージャー的な位置づけでアサインされることもあります。

米国のプロジェクト・マネージメントに関する教科書であるPMBOKには、プロジェクト・マネージャーの定義があります。この中では、特にプロジェクトの規模は問わず、プロジェクトを率いる人をプロジェクト・マネージャーとしています。

メンバーが数人でも、業務内容は立派なプロジェクト・マネージメントになりますので、しっかり頑張ることが必要です。

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