障害年金 - 吉田労務管理事務所

障害年金Disability pension

国民年金や厚生年金のなかに、「障害年金」というものがあります。この障害年金は、現在社会で問題になっている精神障害（うつ病など）でも支給されることがあります。

障害年金も、65歳以上で支給される老齢年金と同じように、国民年金と厚生年金の2階建てになっています。例えば、会社勤め（※）をしていて、うつ病になった場合は、厚生年金と国民年金との両方から支給されます。

（※厚生年金に加入されていることが前提になります。）

障害年金には障害等級というものがあり、障害の程度に応じて支給される金額が違ってきます。

障害の等級を決める基準は、厚生年金も国民年金も同じです。なお、参考までに各等級に該当する病気や怪我の一例は、下記となります。

等級	障害の一例
1級	両眼の視力の和が０．０４以下のもの両上肢のすべての指を欠くもの両下肢を足関節以上で欠くもの
2級	両上肢のおや指及び人差し指又は中指を欠くもの両下肢のすべての指を欠くもの
3級	親指及び人差し指を併せ１上肢の４指の用を廃したもの
障害手当金（一時金）	１上肢の２指以上を失ったもの

障害年金の支給を受ける上で、「初診日」というのが大変重要になってきます。これは、障害年金申請する病気や怪我で初めて医師に診察を受けた日です。実はこの「初診日」の証明をするのが難しケースが散見されます。

障害年金の支給額は下表の通りです（クリックで拡大）。
障害年金の2級で老齢年金と同額となります。

障害年金は、他の年金（老齢や遺族など）に比べて支給申請が難しいことがあります。障害年金を多く扱っている専任の社労士が対応させて頂きますので、障害年金がもらえるかも知れない、と思いの方はぜひ一度ご連絡下さい。


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